久しぶりにUbuntuを使ったところ、コマンドを忘れていてショックを受けています。
リハビリついでにUbuntuを最新バージョンにアップデートしましたので、備忘録として残します。（現在の最新は24.04LTSです）
■環境
現環境 VMware Ubuntu 22.04 → 新環境 Ubuntu 24.04
■アップデート
①ディストリビュージョンのアップデート
Ubuntuを起動し、次のコマンドを入力しました。
# 現在のバージョン確認
$ > cat /etc/issue
Ubuntu 22.04 LTS
$> sudo apt-get update
[sudo]**** のパスワード:
：
：すると
いつもはCUIベースのアップデートだけですが、今回はGUIベースのアップデートウィンドウが開きました。
内容を確認したところ、ubuntカーネルだけでなく、firefox、apache、gzip、php等３００件を超えるアップデートがありました。
なるべくアップデートするようにしていたのですが、大幅なアップデートがあったのでしょうか？
再起動を行ってディストリビュージョンのアップデート完了です
再起動後、マイナーバージョンが上がっていることが確認できました。（22.04 → 22.04.4)
②コアバージョンアップ
次のコマンドでUbuntuコアのバージョンアップを行いました。
$ > sudo apt-get install update-manager-core (アップデートマネージャーのインストール)
$ > sudo nano /etc/update-manager/release-upgrades （設定ファイルの定義変更）
:
Prompt=lts → Prompt=normal に変更して保存 (ctrl + s,ctrl + x)
$ > sudo do-release-upgrade (注意↓) ※最後の [do-release-upgrade] については、
sudo do-release-upgrade -d
とすると最新のLTSバージョンにアップデートできるとマニュアルに書かれていますが、執筆時点では22.04-> 24.04へのバージョンアップに対応していなかったので、あえて[-d]を外して実行しました。
１時間位のアップデート完了を待ち、再起動してアップデート完了！
と思いきや、あれ？ Ubuntu23.10 !?（これがβ世界線か！
そっか、-dがついていないから、LTSじゃないUbuntu23にアップデートするということなのですね。（納得）
ここから次のコマンドでもう一度アップデートし、最新バージョンを目指します。
$ > cat /etc/issue
Ubuntu 23.10
$ > sudo do-release-upgrade -d (今度こそ24LTSにアップデート！)１時間くらいで無事にUbuntu24.04へのアップデートが完了しました。
普段使用するプログラム環境のバージョンを確認すると
$ > python3 -V
Python 3.12.3
$ > php -v
PHP 8.3.6(cli)
$ > perl -v
This is perl 5, version 38,subversion 2となっており、バージョンが上がっていることが確認できます。
.NetやGoも含まれているとドキュメントに書かれていますが、確認方法がわかりません。（ｳﾌﾌ
OSと一緒にプログラム環境のバージョンが上がるのは、レガシー関数を諦めるきっかけになりますので、私は歓迎したいと思います。（たまに うぉらぁってなります）
アップデートの感想 全部で３時間半くらいかかり疲れました ｴﾙﾌﾟｻｲｺﾝｸﾞr
●do-release-upgrade参考サイト
ubuntu マニュアル（https://manpages.ubuntu.com/manpages/noble/man8/do-release-upgrade.8.html）
