CGIを使えるようにする(PHP編)

 WebサーバでCGI(PHP)が使えるようにするための設定について解説します。PHPなどのCGIが使えるようになるとホームページが一気にバージョンアップします。
 PHPとPerlのどっちがいいのかについては、双方に言い分があるのでここでは触れません。

環境

 OS ubuntu22.04 
 Webサーバ apache2.4.52
 サーバのIP 192.168.19.128(仮定)

PHPモジュールのインストール

 ubuntuコンソールから次のコマンドを入力してphpの実行モジュールをダウンロード、インストールしてください。

$ > sudo apt install php libapache2-mod-php

何度か[Y]を選択してインストール終了です。
PHPのインストールが成功しているか確認する場合は、次のコマンドで確認できます。

$ > php -v

私の環境だと、
 PHP 8.1.2-ubuntu2.14(ctl)…
等と表示がされました。
 バージョンが表示されればインストールができています。
 この後、下のコマンドでApacheを再起動すると実行可能になります。

$ > sudo service apache2 restart

簡単なPHPプログラムを実行する

次のPHPプログラムが実行できるか確認しましょう。

ファイル名 info.php
ファイルの内容
<?php
var_dump( phpinfo() );
?>

このファイルをffftpを使って
 /var/www/html
に配置した後、パーミッションを755に変更します。
 ブラウザから、次のURLを入力して、長~いページが表示されていれば成功です。

http://192.168.19.128/info.php

 ここにはPHPの設定や、PHPが取得できる値等が書かれています。
 外部に公開するサーバの場合は、不要な情報を訪問者に教えることになるので、info.phpをサーバから削除するようにしてください。